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東大鳥ダムを見た後は、一旦大鳥集落へ戻り朝日スーパー林道へ。 西大鳥ダムを目指しますが、事前情報通り完全舗装...。 舗装か未舗装で、こんなにも心細さが違う物かと、昔のことを思い出しました 途中通行止めの看板がありましたが、通せんぼされているわけではないのでスルー。 県境で工事通行止めになっているのは知っているので、ダムまで行ければ良いんです。 途中宮城ではあまり見ないタイプの砂防ダム発見 帰ってから調べたら、セル式と言うんだそうで 西大鳥川第二砂防えん堤が正式名称。 そこからさらに上流にさかのぼると、西大鳥ダムです。 予想通り、発電所の取水堰。 薮が深くて、良い写真が撮れず残念。 環境の厳しい高山地帯故か、かなりのヤレ具合です。 吊り橋は例のごとくメンテ用で立ち入り禁止。無念。 東大鳥もそうだったけど、とにかく水量が少ない。 やっぱりダムを見るなら、水量が多いときに限ると思う次第。 だけど、大雨の時とかに「ちょっとダム見てくる!」とか 絶対死亡フラグなんだよなぁ...(悩)。 次は荒沢ダムで、今日のノルマ(?)達成です。 が、その前にタキタロウ館で小休止 もう5時間近く活動しているのでさすがに疲れました。 暑くなければ大したことない行程だと思うんですがね。 ところで、大鳥の集落には鉱山の施設跡があります。 何か近寄っちゃ行けないんだろうな、と思ってスルーしちゃいましたが 近寄って良いそうです。ちっ。 ちなみに、朝日スーパー林道の途中にある鉱山跡、大鳥鉱山では 大正時代に大雪崩が発生して、一度に150人以上が無くなり 鉱山衰退の一因になったとか。 とにかくこの辺りは雪崩の話には事欠かないようです。 さて、朝来た道を戻り荒沢ダムへ。 重力式コンクリートダム。堤高61m。竣工昭和30年。 なんか、今回初めて普通のダムに来た気がする...。 よく考えたら、八久和もそうだけど、50年以上前の建造物って何かすごい。 八久和との共通点として、ゲート上に高い櫓があります。 これは、ゲートが巻き上げ式のため、ゲートの可動範囲確保と 駆動機構を置くためです。 最近はどこもラジアルゲート(ゲートが円弧の形状をしており 支点を中心に、ゲートが回転して開閉する) ですからなんか新鮮です。 一通り堤頂での撮影を終え、行きで目星を付けておいた、堤体直下への道へ。 おそらく、ダムができる前の旧道だったんでしょうか。 古い民家が何軒かありました。 この道は、途中で行き止まりになりますが、ダムを良いアングルで見ることができます。 放流が目に涼しげです。 これにて、今日のダム巡りはコンプリート。 腹も減ったし、エアコンの効いたところで飯が食いたい!ということで移動開始。
by sendado
| 2010-08-10 20:59
| 2011朝日方面ダムツーリング
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