WAVE 1/20「ルナポーン」
塗るので精一杯で付いてないパーツとか有るし...。
20数年ぶりのMA.K(SF3D)物。復帰作1号です。
今回挑戦してみたのは、「ヨ式塗装法」
原作者の横山宏氏(イラストレーター)が提唱する模型の塗装方法です。
簡単に言ってしまうと、筆塗り主体の、エアブラシ併用塗装といったところでしょうか。
昨今オークション等で見かけるエアブラシを使用した、びしーっと平滑に、美しく均質な塗装に対して
この塗装法では、「塗る」のではなく「描く」という絵画的なアプローチが特徴です。
塗り絵と絵画、みたいなものなのかな?
筆塗りにつきものの、ムラや筆目を「タッチ」として生かし、余分な部分は
エアブラシでぼかす(消す)、という工程が基本になります。
これがやってみると楽しいんだわw。
気に入らないところがあれば、色味を調整してどんどん塗り重ねればいいし
感覚としては、プラモを塗っているというより、絵を描いている感覚です。
当然、厚塗りやムラが出てきますが、そういった事を気にせずにどんどん塗っていける
楽しさは、病みつきになります。
できあがった物も、エアブラシだけでは得られないなんとも味のある風合いです。
その分、塗り手のセンス(色彩感覚、絵画感覚)はかなり問われますが
別にオクに出すわけでも無し。楽しく作れるのが一番です。
エアブラシで、きれいに完成させるのも大変だし、達成感はあるけれど
楽しさで言ったら今は筆の方が面白いなぁ。