二日目。8時半から開会式だった昨日とは一転、4時半起床。5時に旅館の飯を食い、6時のピット開放に合わせて会場へ向かう。天気は上々。体調も上々。何とかなりそうな予感。上下とも下ろしたてのウェアーを着て気分も盛り上がる。
6時半に車両保管が解除されると、皆蟻の子を散らすようにバイクを押してそれぞれのピットへ向かう。30分間でタイヤ交換を含め、すべての整備を終わらせなければならないから、結構真剣だ。ここ木古内ではハイスピードで長距離ということもあってリアタイヤの消耗が激しく、2周しただけでも、ブロックの片側は完全に丸くなっている。今日はさらに4周しなければならないから、大部分の人は交換なり、回転方向換えなどの作業を行うのだ。我々のチームも全員がタイヤ交換...の予定だったが、残念ながら木古内前に膝を痛めていたメンバーが大事を取ってリタイヤ。無念さは察するに余りあるが、積極的にサポートに回ってくれて、頭が下がる。鮮やかな手並みで、とはいかないもののムースのおかげもあって難なくタイヤ交換終了。あとは油さしたり、まし締めしたりと基本的なチェック。一応プラグも交換した。30分後再び車両保管、その後ライダースミーティングで、今日もドライコンディションである旨などが伝えられる。スタートは一日目同様5台ずつ1分おきだが、1日目の順位順となる。1日目より若干スタートが後ろのほうになり結構へこむ。今日は昨日の轍は踏むまいと心に誓いつつスタート台に立ったのだが...。